星占い師ちえさんによる12星座の解説コーナーです。
このコーナーでは、12星座ごとに、好きな彼と仲良くなる方法やお互いの性格の違いなどをまとめていきます。
今回は「うお座」の彼に片思い・お付き合いされてる女性の背中を押すアドバイスです。
「無邪気でオープン体質な」うお座の彼
このページでは「うお座」の男性の特徴や恋愛の傾向についてまとめていきます。
星座別のアプローチ方法もありますので、自分の星座を読んで参考にしてくださいね。
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うお座って?
よく雑誌の占いなどで目にする「うお座」とは、生まれた時に太陽がうお座の位置にあった人のことを指します。
毎年1、2日のズレがありますがだいたい2月18日〜3月21日くらいに生まれた人です。
うお座さんってどんな人?
星占いにおける、うお座のキャラクターはおおよそ下記の通りです。
・宇宙や霊的な繋がりを持つアーティストタイプ
・浮世離れした理想を持っている人
・無条件の愛を知っている人
・ワンネス的意識が強く「個」にこだわらない
・人との間の境界線が薄い
・わがままだったり自己犠牲的だったりする
うお座の恋愛の特徴
うお座の恋愛は「自然に任せる」「運を信じる」というような特徴があり、自分からは積極的にあまり動こうとしない傾向があります。
時に「相手からLINEが来ないなら、特に私からもする必要はないかな」や「ご縁があるなら、約束しなくてもきっとまた会えるかな」などといった他力本願な思考が出てきますが、自分の中に何かしらの根拠や確信を持っているようです。
他の星座からすると、この「受け身」の姿勢が「余裕」や「自己犠牲」に見えることもあるようです。
その一方で相手の都合とは関係なく「自分が好きだと思ったからそのまま気持ちを伝える」「会いたいと思ったからフラッと会いにく」といった行動も難なくしてみせます。
そこにはガツガツした感じがなく、純粋で真っ直ぐな気持ちがあるだけです。繊細なのですが、トラブルをトラブルとして処理しないようなところもあります。
ロジカルな思考を不要とし、直感で動き回るので、色んな感情にまみれてしまったり、妙な出来事を引き起こしてカオスを作り出したりします。
その場の雰囲気に流されやすく、人に説明するような動悸や理由を必要としない、自由な一面を持っています。
愛情深いのですが、恋愛を自己犠牲的に終わらせるようなこともあります。
うお座の彼が【嫌なこと&喜ぶこと】
うお座のキャラクターは、本当に掴みどころがありません。
うお座のキャラクターを説明したり決めつけることは本当に難しく、いつも「予測外すぎる!」と驚く何かをしてくれる星座です。
うお座の行動にはパターンがなく、振り幅が広く、予測が不可能です。善悪の判断もゆるいので、付き合う人のキャラクターによっては、うお座に振り回されたり、後始末に走らされたりする可能性もあります。
他の星座は無意識に、状況や目の前の相手に合わせて何かを選択していると思うのですが、うお座はそれらをスーッとスルーして、誰からも提示されていない選択肢をどこかから持ってきては「にこっ」と新たな価値観を指差しするようなところがあります。
「不思議な人」と評価されることがありますが、人間の域を超えたすごい才能を持っているのかもしれません。
誰からも好かれ、どんな人とも近づくことができますが、自分が正しいと主張してくる人や、うお座の言動を一般的な価値観に合わせて「修正」しようとしてくるような「勘違い偽善者」が苦手という特徴があります。
うお座の彼は、どんな人を求めている?
うお座は「来る者拒まず、去るもの追わず」なところがあり、困った状況になったとしても、積極的に動けず、成り行きや自然に答えが出るのを待ってしまうようなところがあります。
一度別れた人との恋愛や浮気、三角関係など、「どうにかしなきゃ」とすぐに行動に起こすことが難しいため、ズルズル関係が続くことがあります。「まあ、仕方がないよね」という具合に、本人の危機感が少ない場合もあるかもしれません。
うお座は、オープンな性格で何でも受け容れるのですが、自分の感情をごまかすようなことはしないので、嫌いな人に対して結構失礼なことをしたり露骨に避けたりするのも特徴的なところです。
うお座は「感情に流されている」ともちょっと違うような、独特の判断をします。
例えば、ルールや倫理観に反する恋愛であっても、それが自分の「ご縁」であると感じるなら、罪も罰も受け容れて、真っ直ぐにその相手を愛そうとします。
でもいざ罰を受けるという時にはサーッと消え去ったり、判決を曖昧にしてしまうようなところがあります。悪気はありません。
純粋な子どものような、イキイキとした感情表現を求める性質を持つので、「全く感情を外に出さなくなった」という人を、優しく目覚めさせてしまうような秘技も持っています。
うお座は、目の前の相手を思いっきり甘やかし、自分も子どものように甘えることができる星座で、うお座の真似を他の星座はすることが出来ません。
うお座が「人を求める」というより、人が「うお座」を求めて、関わりを持っていくのかもしれません。愛されるタイプの人が多いのが特徴です。
星座別アプローチの仕方
おひつじ座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
おひつじ座のあなたから見て、うお座の彼はなんとも「はっきりしない人」かもしれません。
おひつじ座は12星座の中でも「物事をはっきりさせる役割」を担っていますが、うお座は物事を黒か白か判断することに興味がありません。
うお座は「いろんなことを一方的に決めつけない」「どんな人であれ救う方法を考える」という役割を担っている星座だということを覚えておくと、トラブルが減るかもしれません。
おひつじ座のあなたが「もっと仲良くなりたい」「付き合いたい」と思ったら、あなたの方から引っ張ってみてください。
うお座の彼が受け身ではっきりしないながらも、楽しんでいるように見えたら、この恋はきっと大丈夫です。
おうし座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
おうし座とうお座は仲良くなりやすい関係性で、わがままを言ったり言われたり、持ちつ持たれつで、うまくいきそうです。
おうし座は「うお座の気まぐれに付き合ってあげている」ように感じるかもしれませんが、うお座は「おうし座の頑なさを受け入れてあげている」と思っているようなところがあるかもしれません。
おうし座は「物質性」を大事に、うお座は「精神性」を大事にする傾向があるので、プレゼントのやりとりや、お金の使い方で個性が出やすく、お互いに「へえ!」と驚くことや意外な発見があるかもしれません。
「大事にされていない」と早合点しないよう、注意が必要です。
ふたご座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
2人はすぐに仲良くなれそうです。
ふたご座もうお座も、誰かと仲良くなりたいと興味を持った時に、相手の世界にスーッと入れるところがあります。「違和感を感じさせて警戒されてしまう」ということが少ないのが特徴的です。
双子座のあなたが「言葉でのコミュニケーション」を大切にするのに対して、うお座はもう少し感覚的で曖昧かもしれません。
ふたご座はノリがよく、価値観が違っても辻褄を合わせていける天才なのですが、それでも「すれ違い」や「衝突」は避けられませんし、避ける必要もありません。
「相手は自分と同じコートで違うルールのゲームをしているのだ」と思っておくくらいが、ちょうどいいかもしれません。
かに座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
かに座もうお座も「感情」の星座です。
他者と心で通じ合おうとする姿勢を持っているところが共通しています。
かに座のあなたは、家族や恋人に見せる顔と外の人に見せる顔が違ったり、人付き合いに明確な優先順位があるかもしれませんが、一方のうお座にはそのような感覚があまりありません。
それを、かに座はそれを寂しく思ったり、もどかしく思ったりする傾向があるようです。
もしも、うお座の彼が「オープンすぎる性格で疲弊しているのではないか?」と心配になることがあったら、うお座の彼には「いつでもあなたの味方だよ」と伝えてあげてください。
もしかしたら、うお座からは「味方も敵もないよ?」というお返事が来るかもしれませんが、敵、味方の区別なく、どんな人とも自然体で付き合う喜びをうお座が見せてくれるかもしれません。
かに座のあなたは、うお座の真似をして変わらなくて大丈夫です。
しし座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
しし座とうお座はお互いに「不思議な人だ」と思っているかもしれません。
しし座のあなたが持つ「弱いところを人に見せたくない」という感覚が、うお座にはあまりないので、「うお座は感情的で大袈裟な人だ」と目に映っているかもしれません。
うお座は、しし座の「弱いところを人に見せたくない」という誇り高いところが魅力だとわかってくれている星座です。あなたの強くて「人に見せたいかっこいいところ」だけでなく、あなたの弱くて「隠したいところ」を積極的に肯定してくれます。
うお座はあなたのコンプレックスを肯定しているがために、コンプレックスと思わずに気軽に触りに来るようなところがあります。
しし座は「痛いところを突かれた!」と思って闘わずに、うお座の胸元で泣けるとグッといい関係になれそうです。
おとめ座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
おとめ座とうお座は、担当分野が大きく違うので、手を組むとファインプレーができるような関係性です。
おとめ座は「現実」を担当、うお座は「夢の世界」を担当しています。うお座が「目に見えない世界」を追い求め、おとめ座が「目に見える世界」に落とし込んでくれるでしょう。
おとめ座とうお座はどちらも柔軟性があり、相手に合わせるのが得意ですが、おとめ座が抱えるような責任感は、うお座にはあまりありません。責任の所在がはっきりしないような時に、おとめ座はやきもきするかもしれません。
恋愛は相手を交互に支えあう方がうまくいきます。「いつも自分ばかりが・・」と思うと、慎重に悲観的になってしまうので不満があったらちゃんと伝えるのが大事です。
素直な心の交流が大切ですし、うお座はそれをちゃんと受け止めてくれます。
てんびん座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
役割が違う2人になります。
てんびん座は「結論を出す星座」で、うお座は「結論を出さない星座」です。
てんびん座は12星座の中で「定義する」「断定する」役割を任されているのですが、一方のうお座はそれらを「しない」という役割を任されています。
そのため、うお座の彼と話をしていると、どこか自分のやっていることを「否定された」「無意味なこととされた」と感じるようなことがあるかもしれません。
それが彼の役割で「愛」なのだと理解し尊重し合うことが長く付き合っていく上でのヒントになっていきそうです。
さそり座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
一般論や人の視線にとらわれず、お互いに感情の量も多いので、深い繋がりを感じるような恋愛ができそうです。
うお座の彼の深い愛情を感じたとしても、さそり座のあなたの方が、どこか「自分だけのものにならない」焦りや寂しさを感じやすいかもしれません。
さそり座の愛が、自分の「感情」をぎゅっと濃縮して目の前の大切な相手にすべてを差し出す濃厚なジュースだとしたら、うお座の愛は常に空と海を循環している「海」のようなものです。
うお座の彼が、さそり座のあなたの愛をごくごくっと飲み干してしまうように感じても、確実にあなたの愛は融合され、また循環していきます。
2人の間でわかりやすい愛を「交換」するのではなく、無条件に与え合える「愛」を育むと一緒に成長していけます。
いて座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
いて座もうお座も自由人ですが、うお座の方が縦横無尽です。それも「他の人が真似が出来ない」不思議なやり方を見せてくれる傾向があります。
これを魅力と感じたら、楽しいパートナーになりそうです。
いて座の理想を追い求める眼差しを、うお座が魅力に感じたりついて行きたいと思ったりするようですが、いて座もうお座も「受け身」なところがあるので、お互いに「自立」していることが大切になっていきそうです。
いて座のあなたも「相手の望み通りに引っ張ってあげる」というより「一緒がいいならお好きにどうぞ」と「自由行動だけど一緒に目的地に向かう」というスタンスの方が楽かもしれません。
お互いに細かいことに拘らず、しがみつくこともないため、どこまでも行けるような気持ちになりますが、リスク管理が疎かになりがちなので火遊びには注意が必要です。
ケンカは緩く長引きがちで、曖昧な関係が続くと自然消滅の危険もあるので、早めに謝る方が良さそうです。
やぎ座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
やぎ座のあなたの方がしっかり者でリーダーシップを取ることになるかもしれませんが、うお座の彼の前だと不思議と気負いすぎることがなくなります。
もしついつい無理をしすぎてしまうようなら素直に「助けてサイン」を出して、あなたのデリケートな部分を開示してくださいね。
やぎ座は成果を出すことでみんなに「自分や自分の役割をわかってもらう」ということをしたい星座なのですが、うお座は成果を出す前からあなたのことを「わかってくれる」ような星座です。
やぎ座のあなたも表面的な付き合いでなく、うお座の彼に「心からわかり合いたい」という姿勢を見せることで、絆が頑丈に育まれていきます。
みずがめ座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
みずがめ座が1つ先の時代を生きている人とするなら、うお座は2つ先の時代を生きているようなところがあります。
現代のこの地球上の社会での「生きにくさ」に置いて、共鳴できるところがたくさんありそうです。
みずがめ座もうお座も、担当領域が広いので、2人きりの世界を築いていくよりも、周りを巻き込んで仲間を作っていく方が楽しく長いお付き合いができるかもしれません。
みずがめ座は論理的思考でしっかり物事を考えますが、周囲の気持ちを置き去りにして暴走してしまうことがあります。
行き過ぎた孤高のロジカルに警鐘を鳴らし、原点へ連れ戻してくれるのがうお座です。
うお座♀→うお座の彼♂【アプローチ方法】
うお座同士、どこか達観した性格で受容的です。
お互いに好意を持っていたとしても、受け身な性格が強く出過ぎると、関係をはっきりさせないまま、なんとなく過ごし続けてしまうということもあるかもしれません。
友達関係で不満がなかったとしても、うお座の彼に他に恋人ができてしまったら同じような関係を続けるのが難しくなります。自分から行動を起こすことが大事です。
時に、自己犠牲的に身をひくようなところもありますが、本心は涙でいっぱいですね。
うお座同士であっても、水星の位置によってだいぶキャラクターが変わるので(水星みずがめ座・水星うお座・水星おひつじ座の3パターンあります)同じ星座であっても「自分とは違う考え方だ」と思って話を聞くのが良さそうです。
うお座まとめ
占星術は、おひつじ座から始まり、うお座で終わる12星座の物語です。
うお座は「うお座」としてのキャラクターがありますが、その説明がとても難しいです。
その理由は、1番手のおひつじ座から11番手のみずがめ座までのキャラクターが、取りこぼしたり散らかしまくったものを全部飲み込むという役割が、そのままうお座のキャラクターになっているからなんです。
うお座はおひつじ座からみずがめ座まで11星座の、バラバラの個性を全て飲み込んだ「集約形」と言えます。
受け身だと思ったら情熱的だったり、優しいと思ったら残酷だったりするのですが、「そこに矛盾がない」というのが特徴です。
うお座の性質はよく「海」と表現されます。
海は優しいだけでなく時に残酷で手に負えない、全てを飲み込むものになります。でもまた海から命が生まれ、全ての命は地球に海があることで生かされています。
うお座の矛盾のなさや、掴みどころのなさ、そして愛情の深さは、まさに「底の見えない海」のようです。
うお座は「人に何かをしてもらおう」というような「期待」をしないのですが、命に対して「希望」を持ち続ける、光のような星座です。
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