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12星座のお話【12の村人とみる世界】 - 「月に行こう」と誘われたら?

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12星座にはそれぞれ役割があり、特有のキャラクター(個性・性格の傾向)があります。

太陽はほぼ1年で、ぐるっと12星座の文字盤をひとまわりするのですが、その人がいつ生まれたかによってある程度のキャラクターを知ることができます。
星占いって運勢を知るだけでなく、性格診断のように、好きな人や自分のことをよく知るためのアイテムとしても使えるんです。

今回は、12星座を「もしも12の村があったら」というイメージで解説します。

目次

はじめに

みなさんは10人の村人で構成されています。

その中でも一番影響力があるリーダーが【太陽星座の村人】で、この村人が自分を引っ張っていってくれます。

リーダー以外にも役職があり、残りの9人がどの村人で役職は何なのかによって「あなたらしさ」が作られ、複雑な「あなただけの個性」となります。

(例:一般的な星占いでおひつじ座の人は、おひつじ村が優位なのでおひつじ村がメインキャラクターになりますが、他にも9人の村人たちが心の中に住んでいます。)

おひつじ村からうお村まで、村人のドタバタな特徴をお楽しみください。

自分はどの村人のキャラが濃いのか、濃淡を知りたい方は下記の無料サイトでも調べられます。ネイタルを作成する→お誕生日入力→作成をクリックしてくださいね。(違うサイトへとびます)

キャラクターは(1.太陽星座/ 2.月星座/ 3.水星星座/ 4.金星星座/ 5.火星星座)の順で色濃く出るので、興味のある方は、太陽星座以外もチェックしてみてください。

お題:もしも「月に行こう」と誘われたら

とある村人が夜空を眺めながら思いついてしまいました。

「あー、なんか月に行ってみたくない?」

このお誘いに12の村人たちは、どのように応えていくでしょうか。

もしも月に行こうと誘われたら【おひつじ村の村人の場合】

「行く行くー!」と喜びます。楽しいイメージと情熱があればその勢いはピカイチです。でも月に行くまでに時間がかかりすぎると熱がすっかり冷めてしまうこともあります。

おひつじ村の場合、一番盛り上がっている時に出発するのがいいので、前日か当日の朝にお誘いするのがベストでしょう。

もしも月に行こうと誘われたら【おうし村の村人の場合】

おうし村の場合、月と地球で同じ生活ができるかどうかが大事です。

「お風呂入れる?」とか「この枕がないと落ち着かないんだけど持ち込み禁止かな?」とか気にしてると思うので「宇宙服の重さは120キロだよ」と教えてあげてください。

月からみた「地球の青さ」とか、どこまでも深く味わって咀嚼できる素敵な村人です。

そして帰ってきてから「わー!重力って便利なんだな!」って地球の生活の心地よさを感じられるのもこの村の人たちです。

もしも月に行こうと誘われたら【ふたご村の村人の場合】

「月行く?」は「カラオケ行く?」のお誘いの延長だと思っています。「今日カラオケにする?それともちょっと足伸ばして月にする?」みたいなノリでしょう。

もちろん「行きたーい☆」って言いますし、他の村人を誘ってくれます。

しかし「月に行くまでの準備」というプリントが配られ始めた頃に目が覚めます。「これは面倒なことになったぞ・・・」と。

耳元で乙女村の村人が「無事に帰ってこれるかな?」と心配するので、さらに憂鬱になります。

いろんな情報を収集してあれこれ考えますが怒られたくないので行く準備はします。

気分次第で当日フワッとパスするかもしれませんが、空気を読んで決めるでしょう。

もしも月に行こうと誘われたら【かに村の村人の場合】

「うーん、まずは家帰って家族に聞いてみるね!」というお返事をくれます。

自分が月へ行くことで、家族にどういう影響があるのかが気になるので最初に確かめたいと思っています。

本人の気持ちとしては、一緒に行くチームのメンバーが結構重要です。やぎ村やおうし村の村人たちも行くと聞くと、少しホッとするかもしれません。

地球の生き物を育て観察していると心が和むので、メダカを連れて行くといいでしょう。

もしも月に行こうと誘われたら【しし村の村人の場合】

しし村は、「あなたが月へ行く人ですか!」と注目されること。そして「自分が選ばれし者」であるということの価値をとてもわかっている人です。

「月に行くまでの私」と「月での私」「月から帰ってきた私」この3つのストーリーで、視聴者や観客を盛り上げ楽しませてくれます。

リーダーを務めてもらったり、記者会見や月からの生ライブを担当してもらったりするととても頼りになります。

宇宙で骨は10倍の速さで弱くなりますが、身長は7センチ伸びるでしょう。

もしも月に行こうと誘われたら【おとめ村の村人の場合】

おとめ村の場合、「月に行く」にはどういうことが必要か、その手順や方法、リスクなどを誰よりも細かく見立ててくれます。

自分が調べて分析したことを「能天気に見えるし話もよく聞いてくれる」ふたご村の村人あたりに心を尽くして説明してくれます。

おかげでがてんびん村の村人も「ハッ!」と目が覚め、リスクに備えることができます。

宇宙に行ってからも、とにかく忙しく過ごして、チームに貢献をしてくれます。レクやお菓子などの準備をしてくれるのも、おとめ村の村人さんです。

もしも月に行こうと誘われたら【てんびん村の村人の場合】

てんびん村の村人は決断する人ですが、即答が苦手です。月に行くべきか断るべきか慎重に考えます。

ただ、みんなの相談に乗っているうちに気がついたら「え?当然行くよね?」という流れになっており、後に引けなくなります。

出発のカウントダウンで「あれ?私は行きたくないかも?」と気づいてしまい、もはや致命傷なのですが、暴れる感情を思考でカバーします。

「もう引き戻せない」という状況を読んで「ここは楽しむのが正解だ!」と覚悟を決めることでしょう。

宇宙ではチームのみんなに気をかけ、よくしゃべり、よく働きます。

もしも月に行こうと誘われたら【さそり村の村人の場合】

さそり村の村人がロケットに乗るかどうかは、「興味を持つか持たないか」の一点なので、誘う村人のプレゼン次第です。

プレゼンは内容というより「中身」を重視します。プレゼンスキルではなく、プレゼンターの語る表情から「アツさ」を読み取ります。

一度一緒に行くと決めたら、「生きるか死ぬか」の覚悟でいてくれるのですが、チームメイトのお気楽組(ふたご村といて村)が気軽に意見を撤回するので、ちょっと苦労します。

いて村の村人に、途中で投げ出したくなってしまう癖が出てしまわないか、注意深く見てくれます。

さそり村の村人がいるだけで、チームに良い緊張が生まれます。宇宙では、誰よりも徹底的に働き、誰よりも熱狂的に宇宙を味わい尽くします。

もしも月に行こうと誘われたら【いて村の村人の場合】

「月に行こうと誘われたら?」というお題ですが、たぶんですが、いて村の村人が誘ってます。

みずがめ村の村人に「今度、月とかどうよ?」って誘ってます。

みずがめ村の村人と芝生に寝転がって雲の流れを見ている時になんとなく閃いて、おひつじ村の村人が「えー!いいじゃん!行こうよ!!」って言ったんじゃないかなと思います。

この村人たちは「前代未聞」「前人未到」という言葉の響きが大好物です。

「家に帰るまでが遠足」という言葉は、いて村の場合「宇宙に行くまでが宇宙旅行」になる可能性があります。

宇宙旅行に満足した場合は、帰りのシートベルトをしめながら、「今度は海底散策に行けるかな」と考え始めます。

もしも月に行こうと誘われたら【やぎ村の村人の場合】

やぎ村の村人は、月に行くメリットを感じれば、とことん準備してくれます。つまり、メリットや勝算がなければ丁重にお断りされます。

月から帰ってきてからも、その意義を感じるならば「誰もが月へ行ける世界」という人類の可能性を考えてくれます。

地球に戻って、うお村がDVDの延滞料金を支払っている間も、みずがめ村が「紙 折り方」と検索している間も、引き続き月について考えています。後世に残るような貴重な記録をたくさん残してくれることでしょう。

「家に帰るまでが宇宙旅行」でなく、「伝記を完成させるまでが宇宙旅行」です。

やぎ村の場合、自分のことよりも「社会が面白くすごくなりそうだぞ」という時に、幸せややる気を感じます。

もしも月に行こうと誘われたら【みずがめ村の村人の場合】

いて村の村人と宇宙旅行の可能性を語り合った日、帰宅して自室のドアをバタンと閉めるのと同時にスイッチが入ります。

その時のセリフは「とうとう自分の正体を明かす時が来た・・か・・・」です。

「人なら誰しもが持っているはずの使命。しかしその多くは忘れられ、宇宙へ行くという使命を覚えている地球人は自分ひとりになり・・・。(早口)」

そう、みずがめ村は、心の深いところで「地球人としての使命」を果たせるこの時を待っていたのです。

みずがめ村は選ばれし特派員という使命感とその天才性から、宇宙船を作る担当にも任命されます。

しかし会議で「宇宙船は問題なく作れる。一つ問題があるとすれば、自転車の速度で月まで40万時間かかることだ。」と言った頃から、なんとなく、いて村の村人と目が合わなくなりました。

もしも月に行こうと誘われたら【うお村の村人の場合】

うお村の場合「あー行く行く!」という人もいるし「うーん、行かない。」っていう人もいるし、「そのまま月に残るとか、どうかな?」って聞いてくる村人もいます。

神経質な面が少ないので、宇宙での生活はあまり困難を感じないかもしれません。

月では、月に宇宙旅行に来ていた火星人を、地球旅行に誘います。突然帰りの宇宙船に火星人が乗ってきて、おうし村の村人は不安と不満でいっぱいです。

地球に帰って来てからは、全ての惑星、全ての魂を愛する人間を超越した命そのものになります。月へ行ったうお村の村人は無事、この世の全てを理解するでしょう。

おまけの話

宇宙旅行の可能性に気がついた日、おひつじ村の村人の「どうやって月に行く?」という質問に、みずがめ村の村人は、メガネを直しながらこう答えました。

「僕の計算では、0.1mmの紙を42回折ると44万kmになる。ちなみに月までの距離は38万km。つまり42回折ることができたのなら月に届く。」

これを聞いたおひつじ村の村人は、「え?紙を42回折るだけで月に行けるなんてすごいじゃん!」と周囲の制止を振り切って、紙を買いに走ります。

しかしすぐに「ちょっとちょっと!4回しか折れなかったんだけど!42回なんて無理!!」と叫んで戻ってきたそうです。

まとめ

どの村人もちょっと残念で、結構素敵で、なかなか面白い存在です。

全員がそれぞれ独特な魅力を持っていますが、自分にはない魅力を、自分の周りの誰かの中に発見すると「羨ましい」と感じたり、自分がつまらなく感じたりします。

自分と違う考え方には「バカなの?」とツッコんだり、自分の意見が恥ずかしくなって引っ込めたりすることもあるかもしれません。

どの村人もそれなりに迷惑をかけたり呆れられたりしながら、自分の得意なことを磨き、面白がってもらったり貢献したりしています。

残念な性格と言い切れる部分はどこにもなく、長所も短所も、関係性や場面によってその輝き方が変化しています。

それぞれ役割や得意分野があり、誰一人欠けてしまっては成り立たない、愛おしい12の村人たちです。
そして、この12の村人たちは、みんなの心の中に住んでいて、その配分バランスがあなたの「個性」となっているのです。

この記事を書いた人

元保健室の先生。
翼をたたんだ人を元の姿に戻すのが得意。

適性検査では見えてこない
その人らしさや才能を
占星術を使って表現するのが好きです。

シュウシュウでは主に、恋愛・占いをテーマに執筆しています。

https://hoshiyomishikou.com/

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