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コンビニに求めるものとは?出店戦略やニーズを探るアンケート結果発表(2024年9月情報)

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2024年8月に、株式会社ドリームプランニングが運営するURUHOME(ウルホーム)より、「コンビニへの要望や出店戦略」についてのアンケート結果が発表されたのでご紹介します。

目次

「コンビニへの要望や出店戦略」に関するアンケート調査結果

1位:セルフレジなどデジタル化を進めるべき 172名(34.4%)

コンビニエンスストアに求められるものとして最も多かったのは、セルフレジなどのデジタル化です。

慣れると、経験の浅い店員さんが対応よりもスムーズに買い物ができる場合もあります。

また、対面レジだと、袋の有無や支払方法などのやりとりが発生しますが、セルフレジだとボタンで選択するだけなので、スムーズかつ煩わしさも解消されますね。

<1位・デジタル化を進めるべきコメント> 

「セブンイレブンみたいなセミ・セルフレジが最も使いやすいので、ローソンやファミマにも後を追って欲しいです。ちなみに現在のローソンでもセルフレジはありますが現金を使うことができず、どのお客さんも利用していません。あれは大失敗だと思います。(40代・男性)」

「買い物さえ出来れば店員さんと関わらなくていいようにして欲しい(20代・女性)」

「店員とのやりとりが煩わしく、セルフレジが便利なので、24時間無人がいい(30代・男性)」

「レジで商品のバーコード読み取りだけ店員が行って、精算は機械でセルフ、袋詰めもセルフと店舗が多い。それならバーコード読み取りも客が行って、完全セルフレジでいい。(30代・女性)」

「人手不足で大変なので、セルフで出来ることは機械に任せる方が効率が良くなると思う。(20代・女性)」

「態度の悪い店員に対応されるぐらいならセルフレジのほうが良い(40代・女性)」

「人と接しずに買い物がしたい。(40代・女性)」

「店員さんがいつも大変そうなので、どんどんデジタル化するべきだと思う。(40代・女性)」

「店員と関わりたくない顧客、店員と会話したい顧客、タイミングによっても違うと思うので選択肢は多い方がいいと思います。セルフレジは一つはあってほしいです。(30代・女性)」

「忙しい時間帯にレジによってはかなり並ぶので、レジのデジタル化をもっと推進すべきだと思います。(30代・女性)」

2位:24時間営業をやめるべき 147名(29.4%)

次に多く寄せられた意見は「無理に24時間営業しなくてもいいのでは?」というものでした。

確かに24時間営業のおかげで防犯面での安心感はありますが、すべての店舗が一晩中明るく照らされている必要はないかもしれません。

最近ではコロナ禍による時短営業の影響で、徐々に24時間営業を取りやめる店舗も増えてきました。

最近は、人口減少による労働力不足も問題となっています。こういった観点からも24時間営業は見直されるかもしれないですね。

 <2位・24時間営業をやめるべきコメント> 

「地域によっては、24時間営業は人件費や光熱費とコストがかかる割には、売り上げは期待できないとおもうので、なくした方が良いとおもいます。(40代・男性)」

「……全てを24時間営業するのは、環境、資源、治安、若者たちの騒音問題を考えると必要ないと考える。(50代・男性)」

「人手不足が進んでいる時代に、24時間営業はふさわしくない。夜中の営業は強盗の心配もある。夜中も来客が途切れないような一部の店舗以外は、もう24時間営業は必要ない。(50代・女性)」

「地方の店舗は24時間空いてなくても困らないと思うので、防犯上の点からも深夜の数時間は休んだ方が良いと思う。(30代・男性)」

「24時間営業は一部地域やエリア以外は止めてもいいと思います。店長や店員の負担軽減にもなると思いますし、そもそも利用者も少なくなっていると思います。……(50代・男性)」

「昨今では、様々な業種で従業員不足が問題となっておりコンビニエンスストアでも同様です。特に深夜シフトに関しては、早朝や昼に比べ応募が少なく人員不足からオーナー様や店長様が自らレジに立つこともままあります。基本的に、オーナー様や店長様には送金など含めた事務処理に専念して頂きたい為、接客業務までこなすとなると負担が大きくなりすぎると感じています。また、深夜に関しては当然ながら来客もほとんどないため、施設設備(エアコンなど)の運営費が深夜の売上を上回ってしまうため、無駄に感じてしまう事が多いという点もあります。店舗によっては24時間営業をしていないものもありますが、エリアでの会議の際に売上等を伺ったところ、深夜営業をしないことで売上がアップしているとのことでした。やはり、深夜の電気代負担がかなり大きいと感じます。(20代・男性)」

「24時間営業は便利は便利だが、何も夜中も開けている必要はないような気がする。(60代・女性)」

「24時間営業はかかる労働力に対して収益は少なく、ブランドイメージのためだけに労働者がこき使われているだけの仕組みなので廃止にした方がよいと思う。(20代・男性)」

「10年程前まで千葉市内の店舗でコンビニの店長をしていたが、夜間の営業は客数が少ない割に人件費や人の確保が難しい等、全ての店舗に絶対に必要な物では無いと感じました。(30代・男性)」

「店やオーナーの負担が大きいので働く人の負担を減らしてほしい(20代・男性)」

「24時間営業、ありがたいと思う反面治安が悪くなると考えるので減少させるべきと思う。……(40代・女性)」

3位:ローカルフードや特産品を取扱うべき 141名(28.2%)

観光地に訪れたものの、お土産屋さんが早く閉店してしまい、お土産を手に入れるのに苦労する方は多いです。

どの地域にもあるコンビニで地元の特産品が販売されていれば、お土産探しの手間が大幅に軽減されるでしょう。

 <3位・ローカルフードや特産品を取扱うべきコメント> 

「地産の野菜や果物、海産物等を扱ってくれると嬉しい。(40代・男性)」

「ローカルフードや特産品を取り扱ったり地域に密着した経営をすることで、地元に長く愛されると思いました。(40代・男性)」

「どこに行っても同じ商品だと特に通いたいとも思わないし親しみも沸かないから。その地域に特化した野菜などの特産品やおすすめの商品を置くコーナーがあれば飽きずに楽しめると思う。(40代・女性)」

「オーガニックの商品は特定のお店にしか売ってないため、遠くまで出かけなくてはならないから(40代・女性)」

「特産品を置いたりして地域によって違う店がいいです。(40代・女性)」

「地産地消の商品があるといいなと思う(40代・女性)」

「……旅行へ行った際にお土産の買い忘れがあってもコンビニで済ませることができるとありがたい。(30代・男性)」

「お店独自の食べ物があると嬉しいので、地方に行った際によくコンビニの食品を見て回るから。(30代・女性)」

「その土地の地域のお菓子屋さんや福祉作業場でつくられたものなどを置いたらいいのにと思います。(40代・女性)」

「地域の特性を生かしたものを扱うことにより、他地域の人達へのアピールとともに、地元の人達への認知も行うことができると思う。(60代・男性)」

「……どこも同じ商品が売っているのは魅力でもあるが、つまらなく感じる部分でもあるので、地域・店舗によって取扱商品がもっと変わると面白いと感じてます。(30代・女性)」

「全国どこのコンビニへ立ち寄っても同じ物が手に入るのはありがたいが、その土地のローカルフードや特産品があれば、旅行へ行った時の楽しみの1つになると思った。……(40代・女性)」

4位:高齢者向けのサービスを充実させるべき 127名(25.4%)

日本全国で深刻な問題となっている高齢化社会。国民にとって重要なインフラであるコンビニも、この高齢化社会に対応する必要があります。

街で見かけることが多いコンビニですが、どちらかというと若者向けな印象があります。高齢者向けのサービス等が充実すれば、もっと幅広い利用客増加につながりそうですね。

 <4位・高齢者向けのサービスを充実させるべきコメント> 

「これからは、超高齢化社会になるので、高齢者に配慮出来る店づくりは絶対に必要になってくると思いうから。(50代・女性)」

「高齢化が進む中、身近にあるコンビニをスーパーのように利用している人も多いと思う。そのコンビニがある地域にもよると思うが、高齢者の方が利用しやすいサービスがあることで、利便性が高まるのではないかと思います。(30代・女性)」

「高齢者によってはコンビニの雰囲気が苦手という方がいるので(スーパーの方が落ち着く)入りやすく利用しやすいサービスがあればよいと思います。また健康志向のものがあると罪悪感がなく購入しやすいです。(40代・女性)」

「今後は高齢者などへの配達や生存確認なども需要があるとおもいます。(40代・男性)」

「地元では高齢者が多く、免許を返納したことで気軽に買い物もいけず苦しんでいるから(30代・女性)」

「……お年寄りは店まで行くのが大変なので宅配サービスなどがあれば助かります。(60代・男性)」

「高齢者の免許返還を求める上で、高齢者が利用しやすいサービスも必要。(30代・女性)」

「高齢者が多い住宅街に住んでいるので、高齢者が利用しやすい表記や品揃えであればよいなと思う。店員さんとおしゃべりをするのが好きそうな高齢利用者も見かけるので、そういう方の邪魔をせずに淡々と会計できるようセルフレジを多めにしてほしい。(40代・女性)」

「高齢者でも分かりやすく使いやすいシステム、高齢者向けの利便性向上が今後のキーワードになりそうです。……(50代・男性)」

「高齢化が進んでいる以上、高齢者の客層を意識したサービス展開が必須になると思う。また、高齢者は移動の範囲が少ない傾向があるので、ローカルフードの品ぞろえを充実したり、地域のイベントへの参加や企画など、地域密着型の運営も重視すべきだろう。(50代・男性)」

「今後ますます深刻化する高齢化社会に伴い、高齢者が安心して利用できるだけでなく高齢者の安全を見守れる場所として、コンビニが更なる工夫をしていけると良いと思う。(20代・女性)」

5位:郊外や住宅街への出店を強化すべき 113名(22.6%)

都市部では過密・飽和状態のコンビニが多い一方、地方では周囲数キロ以内にコンビニが1軒しかない場所も珍しくありません。

特に辺鄙な場所でない限り、一定の住民がいる地域にはコンビニを営業してほしいという声が多く寄せられています。

 <5位・郊外や住宅街への出店を求めるコメント> 

「田舎にはあって欲しいところになかったりするので、郊外への店舗を増やして欲しいです。また24時間営業は引き続き続けてほしい。(30代・女性)」

「地方のスーパーや個人商店の廃業が多いイメージがあり、人口減少地域においてはコンビニが生命線となりえると考えています。訪問販売などチカラをいれている地域もありますが、店に行く楽しさもあっていいと思います。(60代・女性)」

「現在郊外に住んでいるが、住宅地なのであまりなく、1番近所が500m先なので少し遠いなぁと感じるので店舗増やしてもらえるとありがたい。防犯上24時間営業は続けて欲しい。(30代・女性)」

「自宅の近くにないので、郊外にもう少し出店を増やしてくれると嬉しい。また、夜中はほとんど利用しないので、24時間営業でなくても問題ない。(30代・男性)」

「田舎に住んでいるのですがどこのコンビニも車を出さないといけない距離です。店舗が増えると嬉しいなと思う反面こんな田舎に店舗が増えても売れないだろうなという気もします。(30代・女性)」

「コンビニで出来る手続き(マイナンバーカードで出せる書類、支払い、配送等)が増えているので、郊外にもう少し増えると助かる方が多いと思います。(30代・女性)」

「コンビニは飽和状態といいますがそれは都市部だけで、住宅街や郊外はまだまだ少ないので増やしてほしい。またお年寄りは店まで行くのが大変なので宅配サービスなどがあれば助かります。(60代・男性)」

「地方の買い物難民問題を解決するために移動販売車を運営すると助かります(60代・女性)」

「売上第一で集客の見込めるエリアへ出店するのは当然だが、郊外・特に山間部に近い「買い物難民・弱者」と呼ばれる高齢者が多く存在する地域にも、コンビニ大手3社は出店して欲しいと切に願います。その点、デイリーヤマザキはかなり見掛けるのでその点は素晴らしいと思います。(40代・男性)」

「理想は周りを見渡したらコンビニが最低1つは見受けられる状態(20代・男性)」

「国道等の大きな道路沿いに乱立してるイメージが強いので、もっと住宅地周辺等にもバランス良く出店して欲しいです。(40代・男性)」

「コンビニへの要望や出店戦略」に関するアンケート調査概要

〇調査対象-「日本のコンビニ問題に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-500名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月11日~7月13日

※本アンケートの出典元:(URUHOME(ウルホーム)》https://uruhome.net/cs-needs-and-plan/)調べ

この記事を書いた人

女性のライフスタイルやキャリア・カルチャーなどを担当するシュウシュウガール編集部チームです。最近はガチャガチャ情報や100均情報などかわいい・面白いものをニュースにしてお届けしています。

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