株式会社ONE FOR ONEが運営する、債務整理や闇金などの借金問題をテーマにしたメディア「あけるさいむ」は、2024年4月に「デート代割り勘問題」に関するアンケート調査を実施しました。
「デート代論争について」のアンケート調査概要
調査実施日:2024年4月
アンケート内容:「デート代論争についてのアンケート」
有効回答数:約100件
アンケート媒体:ランサーズ
アンケート方法:インターネットアンケート
※本アンケートの出典元:(「あけるさいむ」》https://1for1.jp/akeru-saimu/survey5/)調べ
アンケートを行った背景
SNSやテレビ番組で度々話題となる「デート代割り勘問題」について、世のカップルや交際前の関係性における意見を調査しました。
今回のアンケートは20代から30代の男女を対象に実施され、月収に始まり、デート代が家計に与える影響、奢ってもらう側の心遣い、そしてお金をかけない節約デートの実態など、多角的な視点からリアルな声を集めました。
「デート代論争について」のアンケート調査結果
月収(手取り)は?
最も多い収入帯は、女性が10万円以下(42%)、男性が20万円〜25万円(25%)でした。次いで、女性は15万円〜20万円(20%)、男性は25万円〜30万円(19%)となっています。
このデータから、収入面での男女差が明らかになっています。実際、男女間の賃金格差がデート代割り勘論争に影響を与えているという意見も存在します。
月々のデート費用は大体どのくらいですか?
デート費用についての男女の意識には顕著な違いがあります。女性の約68%が月々のデート代を「¥5,000~¥10,000」と「¥10,000~¥30,000」であると回答し、これらの範囲が各34%で同率でした。一方、男性では「¥10,000~¥30,000」が最も多い回答で48%を占め、次いで「¥5,000~¥10,000」が35%となりました。
これらのデータから、20代、30代の男女ともに、おおよそ月々¥30,000以内の範囲でデートを楽しんでいることが窺えます。
デート費用が家計(生活費)を圧迫していると感じることはありますか?
デート費用が家計(生活費)を圧迫していると感じるかという質問に対して、「はい」と回答した男性は45%、女性は35%でした。
この結果から、男性の方が女性よりも10%多くデート費用が家計に負担をかけていると感じていることが分かりました。
デートの支払はどうする?
「交際相手とのデートで支払いはどうするか」という質問に対し、女性の52%が「割り勘」を選択し、これが最も多い回答でした。一方、男性においては27%が「割り勘」と回答し、最も多かったのは「男性が多く払う、または全額を払う(合計71%)」でした。
この調査結果から、女性の間で割り勘に対する意識が高まっていること、また男性は相変わらず「多く払うべき」という意識が根強いことが明らかになりました。
正直、デート費用は相手に奢ってほしいもしくは多く出して欲しい?
男性の57%が「割り勘がいい」と回答し、次いで「いいえ」と回答した割合が39%でした。一方、女性では「はい」と回答した割合が52%と最も多く、40%が「割り勘がいい」と答えました。この結果から、女性の中で「奢ってほしい」と思う割合はわずか2.9%と少ないものの、男性の約6割がデート代を割り勘にしたいという本音が見えてきました。
先に行った「交際相手とのデートで支払いはどうするか」という質問では、約7割の男性が「多く払うもしくは奢る」と回答していたことから、男性のデート代に対する理想と現実にはギャップがあることが分かります。
女性の回答も見ていきましょう。同じ質問で「割り勘」と答えた女性は約半数に上り、建前上は割り勘を受け入れているようです。しかし、「デート費用は相手に奢ってほしいもしくは多く出してほしいか」という質問に対して、女性の約半数が「男性に奢ってほしい」と回答しました。これにより、女性も男性同様にデート代に対する理想と現実にギャップがあることが明らかになりました。
この調査結果から、男女の意見には以下のような理想と現実のギャップがあると考えられます。
男性の現実:「自分が払うよ」
男性の理想:「割り勘にしてくれたらいいな」
女性の現実:「割り勘にしようよ」
女性の理想:「奢ってくれたらいいな」
奢ってもらう側としてどのような心遣いをする?
【男性回答】
- 手料理をふるまう
- 高いお店では気を使われるかもしれないから、少しいいお店でご飯を御馳走する
- アクセサリーやお菓子などプレゼントをする
- お金がないのでプレゼントはできないが、用事を手伝うとか、褒めちぎる
- いつも申し訳ないと謝り、いつも本当にありがとうと感謝の言葉を伝えるのみですお返しする。お礼としては、たまにはこちら側がお金を出したり、誕生日や記念日を利用して、相手のほしいものを渡す。
- たまには自分が多く払う機会を作る。
- しないですね。そういう話し合いのもとにそうなっていると思うので。次回奢り返すお返しはものを挙げても恐縮されるので特に何もしないと思う。
- お金や品物でお返しというよりは、何か困ってることがあったらよく話を聞いてあげたり、手助けできる部分があれば協力したりを考えます。
- 奢ってもらったお礼を口頭でしっかりと伝えること以上に、何かお返しをすることは(通常)ないと思います。相手もお返しを期待して奢っているわけではないと考えているからです
- 誕生日に倍返しする
- しないと思います
- 家事とか雑用みたいなことで、手伝えることがあれば手伝う
- ガソリン代やドリンク代や、日頃のお礼に欲しいものをプレゼントします
- お返しする。感謝の言葉。話を沢山きいて面白い話をして楽しくさせる相手にして欲しいお返しを聴き、それをやります
- 「いつも、負担を多い形になってしまってごめんね。次は、俺がおごるから」と一声かける
- 運転を代わりにしたり、次遊ぶとき多めに払う
【女性回答】
- お茶代やコンビニ代は出したり、手土産にお菓子を買っていく。
- ランチを奢ったりする。ビールなどを箱で買っておく。
- 小さなプレゼントを渡す。食べ物や生活用品など誕生日プレゼント、記念日に手作り料理を作る。自分の時間を相手に使う。
- 誕生日に少し高価なプレゼントを渡す
- しないと思う。お返しでお金がかかるなら、最初から割り勘でいいと思う。
- 次行くお店で多めに払う
- 料理をつくってあげる
- 相手が負担に感じない程度のお返しをすると思います。相手の趣味に合わせるのが大前提ですが、たぶんチョコレートを選ぶかなと思います。
- 相手が苦手なことをしてあげる(料理など)
- しない
- 口頭で「ありがとう!」と伝えたあと、LINEなどで「今日はありがとう」と伝えます。
- 身の回りのことをしてあげる
- マッサージだとかお菓子を贈るとかをしたい。相手が喜ぶことをしてあげたいと思う。
- 話が少しズレるかもしれませんが、ドライブのガソリン代は自分が出す、運転してもらうお礼として飲み物を差し入れるなどしたいです。小さなサプライズ的なことは意識したいと思います。
- お礼の言葉はもちろん、重荷にならないようなお礼のお菓子を渡します。
- こまめに物としてのお返しはしていないが、普段から相手を立てるような発言をしている。お会計の際には、笑顔でごちそうさまです、いつもありがとうというようにしている。また、相手の誕生日にはプレゼントを含めかなり豪勢なお祝いをする
- 次回デートする時にはこちらが奢ったりお金を多めに出すことにする
- 美味しそうに食べる。お礼を言う
デートで相手に奢ってもらった際、男女共に「お返し」をすることを好む人が多数を占めることが明らかになりました。
お返しの方法としては、相手が気を使わないような「コンビニ代、ガソリン代、お茶代」を支払うというものが多く挙げられました。また、手料理を振る舞ったり、簡単な手土産やプレゼントを贈るという回答もありました。しかし、男女ともに一部では「お返しは特にしない」という人や、「感謝の気持ちを伝えるだけ」という人も存在します。
奢られた際にどのようなお返しをすべきか悩んでいる方は、この調査結果を参考に異性の意見を聞いてみると、新たなアイデアが浮かぶかもしれません。
まとめ
20代から30代の男女を対象に行われた「デート代割り勘問題」に関する最新の調査結果では、割り勘を好む意識は男女共に高まっているものの、デート代に関する理想と現実の間には依然としてギャップが存在することが明らかになりました。
今回ご紹介した調査結果はほんの一部に過ぎず、詳細は本編(https://1for1.jp/akeru-saimu/survey5/)で確認することができます。本編では、「奢らない理由が『相手を大切に思っていないから』か」「お金を払うことが愛情の証か」といった質問や、費用を抑えたデートプランについても深く掘り下げています。
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