私が中学1年生から高校2年生まで5年間委員を体験した話をもとに、文化祭実行委員とは何を行う委員会なのかについてご紹介します。
文化祭実行委員とは?(女子校文化祭での実体験のお話)
文化祭実行委員のイメージ
多くの人は、青春や感動などといった楽しい姿や表舞台で輝く姿を想像するのではないかと思います。
私も最初は、「楽しそうだから」という理由で中学1年生の時に立候補しました。そこから高校2年生まで毎年続けて、実行委員長になりました。
しかし実際は、楽しいことももちろんありますが、学年が上がるにつれて増えていく仕事をこなす必要があり、大変だと感じる事の方が多かったと思います。
また、全校生徒が楽しめるようにという責任感を持つことや、先生方とこまめに連絡を取ることが重要です
文化祭実行委員の仕事
各学年で文化祭実行委員として経験した仕事
・中学1~2年生:装飾作り
→校内の階段や廊下に貼る装飾品(切り絵)や玄関にかける大きな垂れ幕などの製作
・中学3年生:食品販売手伝い、装飾作り
→食品や飲料の販売や搬入
・高校1年生:イベント・装飾・食堂・パンフレット作りの手伝い
→各部門ごと、高校2年生を中心に企画や構成の手伝い
・高校2年生:各部門取りまとめ、先生方と連絡を取り合う
→主体となって動き全体をよく見よく見
部門ごとの文化祭実行委員の仕事
装飾部門
私の学校の文化祭では、例えば部活動の様子の切り絵を作ったり、和紙で花を作ったりなどといったことを担当しました。
食堂部門
私の学校の文化祭では、例えば焼きそばやハンバーガーを販売したり、ドリンクを販売したりといったことを担当しました。
パンフレット部門
私の学校の文化祭では、例えばパンフレットをデザインしたり、発注先の業者の方と何度も打合せをしたりといったことを担当しました。
イベント部門
私の学校の文化祭では、例えば昼のイベントや後夜祭の司会を行うなどといったことを担当しました。
これらは想像以上の仕事量で、想像していた仕事内容とはほど遠いものでしたが、当日を終えた時の達成感は今まで経験したことが無いものだったので、実行委員を務めることができて本当に良かったと感じています。
私が委員長として文化祭を実施した時の反省・課題
・常に期限に追われて作業している
・学年ごとや部門ごとに仕事量の差がある
・特に高校2年生は1年を通して忙しい
・準備日や当日に生徒や先生方が楽しそうな表情をしていて嬉しかった
・テスト期間中も忙しかったが達成感ややりがいをとても感じた
などがありました。
私は、片づけを行っている際に沢山の友人や先生から「お疲れ様」と声をかけてもらえたことが、委員になって1番良かったと感じた点でした。
文化祭実行委員に向いている人
・何かをやり遂げたい人
・人の喜ぶ顔や楽しんでいる顔を見たい人
・こまめに報告できる人
・期限を守ることができる人
・周りと協力することができる人
私自身も最初は深く考えずに入った文化祭実行委員会でしたが、5年務めてみてこれらの人が文化祭実行委員に向いていると感じました。特に、多くの生徒と関わるので、周りと協力しようと積極的に動く事ができる人は向いていると思います。
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