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高校の弓道部ってどんなことするの?

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高校生になり、新しいことに挑戦してみたい方にオススメの弓道部。

しかし、どんな練習をするのか、力がない女子でもできるのかなど、わからないことも多いと思います。

今回はそんな高校の弓道部について、私の実体験をもとに、ご紹介していきたいと思います!

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目次

高校の弓道部のイメージ

弓道部というと、

・カッコいい
・知的
・美しい

というプラスなイメージがある一方で、

・練習が厳しそう
・力がない人には向いていなさそう
・体力やがないとできなさそう

と、このような点を不安に思われる方が多いのではないでしょうか。

確かに、練習は本番と同様に厳格な雰囲気を大事にする必要がありますが、厳しいというよりも自分との戦いだと思います。また、高校の弓道部はほとんどの人が初心者なので、最初から皆、体力や筋力などの力があってすぐに弓を引くことができるわけではありません。弓の重さも沢山あり、自分に合った弓を選ぶことができます。

皆ゼロから練習を重ねて弓を引けるようになっていくので、必要以上に心配する必要はありません。

そもそも弓道とは?

弓道について簡単に説明します。

弓道とは、弓を使って矢を飛ばし、28m先の的を狙う競技です。

弓道には、近的と遠的という2種類の競技がありますが、高校の弓道は、主に近的で行われます。近的では、一人4本矢を打ち、直径36cmの的に何本矢が的中したかを競います。

高校の弓道部の練習内容

ここでは、私が経験してきた、「弓道部の練習内容」についてお話しします。

弓道部の練習内容は、入部当初とそれ以降で少し異なります。

入部当初(4月〜7月頃まで)の練習内容

・筋力トレーニング(腕立て伏せ、腹筋、スクワット)
・外周ランニング
・ゴム弓練習
・射法八節の練習
・巻藁練習

入部当初は、いきなり弓を引くことは厳しいので、まず筋力トレーニングや外周のランニングである程度の体力・筋力を鍛えます。

わからない言葉が沢山あると思うので、順に説明していきます。

ゴム弓というのは、弓と同じくらいの太さの棒にゴムがついている練習道具のことです。このゴム弓を引くことで、弓道において重要な射型のフォームを体に染みつけることができます。ゴム弓は実際の弓と同じくらいの筋力がないと引くことができないので、しっかりと使えるようになるまで少し時間がかかりますが、欠かせない練習です。

また、射法八節は、弓道をする上で矢を射る際の八つの基本動作です。

一、足踏み
二、胴造り
三、弓構え(ゆがまえ)
四、打起し
五、引分け
六、会(かい)
七、離れ
八、残心

この八つの基本動作の一連を何度も繰り返し練習します。

そして、巻藁というのは、稽古用の藁を束ねた的のことです。実際の的よりも近い距離で打ちますが、藁が束ねられてできているため、矢が巻藁を突き抜けてしまうことがなく、実際の的よりも安心して練習することができます。

正直、この時期は「いつになったら弓を引かせてもらえるのだろう?」と思っていましたし、辞めてしまう人もいましたが、これらの練習があったから、弓を安全に引くことができ、自分と向き合い続ける練習を乗り越えることができたのだと後になって気づきました!

弓を引けるようになってから(入部から約3ヶ月後以降)の練習内容

・射込み練習
・立(たち)練習
・巻藁練習

ここでも馴染みのない言葉があると思うので、説明していきます。

射込み練習というのは、チームを組まずに、一人2本ずつ矢を持ち、的の前に並んで順番に自由に弓を引く練習のことです。この練習は、試合形式のような形ではないので一人一人が自由に弓を引くことができます。私の所属していた弓道部は人数が多かったので、射込み練習の時間を多く取り、なるべく沢山矢数を打てるようにしていました。また、誰かに声をかけ、お互いの射型を見てアドバイスするなどして、射込み練習の時間を活用していました。

立練習というのは、チームを組み、試合形式で練習することです。この練習は、試合形式で行うため、射込み練習よりも緊張感がありますが、実際の試合と同じ空気感で弓を引くことができるので、重要な練習方法です!

弓を引けるようになってからは、これらを時間によって組み合わせて練習します。

弓道部に入ることのメリットとデメリット

続いて、私の考える「弓道部に入ることのメリットとデメリット」をまとめました。

弓道部に入ることのメリット

弓道部に入ることのメリットをご紹介していきます。

・集中力が鍛えられる
・礼儀・作法が身につけられる
・はっきりと声を出せるようになる
・姿勢が良くなる
・ある程度の筋力や体力が身につけられる

練習や試合での厳格な雰囲気の中で弓を引く経験を重ねるうちに、集中力が身に付きます。

礼儀や作法に関しては、弓道部において基本です。先輩や先生に対しての挨拶や言葉遣いに日頃から気をつけて生活しているので、自然と礼儀や作法が身に付きます。

また、弓道では、矢が的に当たった時に「矢声」という声を出します。(学校や地域によっては矢声禁止の場合もあります)学校ごとに矢声の言葉は違いますが、私の学校では「よし!」と言っていました。試合に行って矢声が小さいとあまりイメージが良くないので、普段の練習でもお腹から矢声を出すようにしていました。私は元々声が大きいわけではないですが、矢声のおかげではっきりと声を出せるようになりました。

姿勢に関しては、正しい姿勢でないと弓道は的中しないので、正しい射型を常に意識していれば、それが体に染みつき、姿勢が良くなるはずです。私は弓道部に入ってから、「姿勢がいいね」と褒めてもらうことが増えました。

そして、練習内容にもありましたが、入部して最初の数ヶ月は基本的には筋トレやゴム弓での練習がほとんどになるので、筋力や体力に自信がなかった私でも、ある程度の力は身に付きました!

弓道部に入ることのデメリット

・友達と会話しながらの練習はできない
・片腕だけ筋肉がつく

弓道は、自分と向き合い精神を整えて練習を行うので、道場内では、基本的に部活に関すること以外の私語は禁止でした。そのため、学校によりますが、友達と楽しく会話しながらの練習はあまりできません。

また、弓道は左腕で弓を引くため、もちろん個人差はありますが、左腕だけ筋肉がつき、鏡で見たときに左右の腕の太さの違いに驚きます。

高校弓道部の潜入動画・弓道アニメの予告動画

弓道に関する動画をご紹介します。

まず一つ目は、全国大会で優勝経験のある弓道部の練習に潜入した動画です。実際の練習の雰囲気がわかるので、ぜひご覧になってみてください!

二つ目は、弓道のアニメの動画です。この「ツルネ」というアニメは、高校の弓道部を舞台にした作品で、映画化されるほど人気のアニメです。アニメの中では、弓道におけるリアルな悩みを抱えた人物が登場するので、弓道部の方は共感できる部分も多く、興味がある方も、気軽に高校の弓道部について細かいところまで知ることができると思います!

高校の弓道部に関するTwitterでの口コミ・話題

Twitterでの高校の弓道部に関する口コミをご紹介します。

まとめ

私は高校に入学して、新しいことに挑戦したいと思い、弓道部に入部しました。私の所属していた弓道部の部員もほとんどの人が初心者だったので、仲間と同じスタートラインで、ゼロから始めることができました!また、弓道は自身との戦いなので、友人とバチバチ競い合うという雰囲気ではなく、協力しながら成長することができます。

私のように、高校に入って新しいことにチャレンジしてみたいと考えている方、礼儀や作法を身につけたいという方には是非弓道部をお勧めしたいです!

この記事を書いた人

かわいい☆楽しい☆おいしい☆etc.の日常のトキメキを集めたGIRLSメディア「シュウシュウガール」の編集部です!

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