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博報堂が独自の生活者調査データベースから7,000タイプのバーチャル生活者を生成。今後はサービスの展開も見据え(2024年4月情報)

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株式会社博報堂は、AIの生成能力を単なる業務の合理化や創造的作業の支援を超え、より豊かな「想像力」を養う手段として利用し、消費者の深層を把握する新たなサービスプロトタイプの開発を行っています。

目次

生活者発想を支援するサービスプロトタイプとは?

このサービスは、生活者中心の考え方、博報堂の核心的フィロソフィーを踏まえ、日々の生活をデジタル技術を通じて豊かにする目的で、増加し続ける生成AIの技術を組み込んで開発されました。

博報堂が毎年7,000人を対象に行う大量の生活者データを収集するオリジナル調査「HABIT」と最先端の生成AIを組み合わせることで、7,000種類のバーチャルな生活者像を作り出しました。

これにより、匿名化されたデータを基にしたHABITデータベースから、生活者の基本的なプロフィール、価値観や意識、日常活動、消費行動、メディア利用傾向、ブランドに対する評価などの情報を生成AIを用いて再現することに成功しました。
この過程は全てセキュリティを保ちながら行われています。

コンセプトムービー》https://youtu.be/WJ6kki5_-1U?si=2T-KDQR52W7hSny0

例えば、通常、部下は上司のような立場が異なる人物に対して心の内を開かず、また初めて会う人と短時間で親しくなるのは困難ですが、AIを用いればそういった障壁は存在しません。

このサービスでは、生成AIを駆使して作り出された様々なバーチャル生活者を通じて、あらゆる人々の隠された真実の声やニーズを把握することを目的としています。これにより、製品やブランドに関する率直な意見や人間関係の悩みなど、幅広いテーマについてバーチャル生活者と対話を重ねることが可能になります。このアプローチは、マーケティングや製品開発だけでなく、組織構築、アイデア創出、ワークショップといった多岐にわたる分野での活用が期待されています。

現在、このサービスは博報堂内でプロトタイプとして実験的に使用され、ブラッシュアップを行っており、将来的には外部へのサービス提供も計画しています。

このサービスでは、バーチャル生活者を通じて得られる洞察やペルソナの理解、カスタマージャーニーの詳細な把握を可能にし、時間や場所、コストの制約を受けずにユーザーインタビューを実施できます。

また、メッセージアプリのような対話によってバーチャル生活者の感情を引き出すUIや、複数のバーチャル生活者間での会話を観察できるUIなど、生成AIのポテンシャルを最大限活用し、利用者の創造力を刺激するUI/UXデザインにも力を入れています。

このサービスの開発に際しては、博報堂のデジタルトランスフォーメーション部門であるhakuhodo DXDと、先進的なAI・データサイエンスの専門知識を持つData Science Boutiqueが力を合わせました。また、外部の協力として、Microsoft AI Co-Innovation LabのAIおよびIoTを用いたサービス開発の支援や、AI技術に特化した株式会社Laboro.AIとの連携を図りました。

プロジェクトチームには、テクニカルディレクター、UXデザイナー、データサイエンティスト、アートディレクターといった多岐にわたる分野の専門家が集結し、最新の生成AI技術と博報堂の豊かな生活者への理解を組み合わせて、このサービスを具現化しました。

博報堂は、このサービスを通じて生活者の声に耳を傾け、デジタルトランスフォーメーションの究極の目標「人々の生活を豊かにする」ことに取り組んでいきます。
引き続き、生成AIを活用した新しいサービスの開発により、人々の生活を向上させるための努力を続けていく予定です。

この記事を書いた人

女性のライフスタイルやキャリア・カルチャーなどを担当するシュウシュウガール編集部チームです。最近はガチャガチャ情報や100均情報などかわいい・面白いものをニュースにしてお届けしています。

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