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手塚治虫「火の鳥展」、六本木ヒルズ東京シティビューで開催決定(2024年11月情報)

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2025年3月7日から5月25日まで、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で、「火の鳥」展が開催されます。この展示会は、漫画家・手塚治虫の代表作「火の鳥」をテーマにしたもので、「火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴」という視点から解釈し、再構築されます。

目次

火の鳥展 展示概要

手塚治虫が自身のライフワークと位置付けたマンガ『火の鳥』は、永遠の命を得るという伝説の鳥「火の鳥」を追い求める人々の葛藤を描いた傑作長編です。

本展では、生物学者・福岡伸一氏が企画に参加し、30年以上にわたって執筆された壮大な叙事詩を深く掘り下げます。

さらに、本展のキービジュアルはグラフィックデザイナー・佐藤卓氏が手掛け、時空を超えて存在する超生命体「火の鳥」を中心に、赤と黒を基調とした印象的なデザインとなっています。

『火の鳥』の連載から70年が経過した今、福岡氏をガイド役として、新たな生命論の視点から物語構造を探求し、手塚治虫が一生を通じて問い続けた「生命とは何か」というテーマに迫ります。

◆展覧会名:手塚治虫「火の鳥」展 -火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡(どうてきへいこう)=宇宙生命(コスモゾーン)の象徴-

◆会期:2025年3月7日(金)~5月25日(日)

◆会場:東京シティビュー(東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)

◆開館時間:未定

◆入館料:未定

◆主催:東京シティビュー

◆企画協力:手塚プロダクション

◆企画・監修:福岡伸一

【企画・監修:福岡伸一氏からのコメント】

手塚治虫のライフワーク『火の鳥』。テーマは「生きること、死ぬことの意味は何か」。人間にとって最も深遠な問いです。全編にわたって不死鳥”火の鳥”が登場し、生に執着する人間を翻弄しながら物語を動かします。そこでは、あらゆる生命が常に姿と形を変えながら、連綿と受け継がれていく輪廻転生の生命観、汎神論的な世界観が示されます。これは、生命が絶えず自らの破壊と創造を繰り返しながら、エントロピー増大の法則に抗い続けている「動的(どうてき)平衡(へいこう)」であるとする私の生命論とぴたりと重なります。

本展の狙いは、動的平衡の視点から火の鳥の意味を読み解くことにあります。そして、手塚治虫が描くことを約束しながら果せなかった物語の結末を想像してみたいと思います。ぜひご期待ください。

この記事を書いた人

女性のライフスタイルやキャリア・カルチャーなどを担当するシュウシュウガール編集部チームです。最近はガチャガチャ情報や100均情報などかわいい・面白いものをニュースにしてお届けしています。

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