お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第七十八札所である「郷照寺(ごうしょうじ)」をご紹介します。
目次
郷照寺ってどんなお寺?
郷照寺は瀬戸内海を望む「四国の表玄関」として知られる霊場で、地元では「厄除うたづ大師」として親しまれています。奈良時代の神亀2年(725年)、行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)を彫造し、本尊として安置したことから始まりました。大同2年(807年)には弘法大師が訪れ、自らの像を彫り、厄除けの誓願を立てたことが伝えられています。
郷照寺は時宗の教えと真言宗の教えが共存する特異な霊場で、時宗の開祖・一遍上人が正応元年(1288年)に教えを広めました。また、平安・鎌倉時代には理源大師や恵心僧都、高野山の道範阿闇梨など多くの名僧が修行や祈願を行いました。現在も真言三密の教えと浄土易行の教えが受け継がれ、地域の信仰を支え続けています。
郷照寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
郷照寺の読み方は「ごうしょうじ」です。
御詠歌は、下記です。
踊り跳ね念仏申す道場寺
拍子を揃え鉦を打つなり
