お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第十七番札所である「井戸寺(いどじ)」をご紹介します。
目次
井戸寺ってどんなお寺?
井戸寺は、7世紀後半の白鳳時代、天武天皇の勅願により「妙照寺(みょうしょうじ)」として創建されました。当時は広大な寺域を持つ壮大な伽藍(がらん)を備え、七堂伽藍(しちどうがらん)や十二の末寺がありました。本尊である七仏薬師如来坐像(しちぶつやくしにょらいざぞう)は、聖徳太子の作と伝えられ、全国的にも珍しいものです。
また、脇仏の日光・月光菩薩像(にっこう・がっこうぼさつぞう)は行基(ぎょうき)による作とされ、さらに弘仁6年(815年)には弘法大師が十一面観音像を彫り安置しました。この観音像は現在、国の重要文化財です。
井戸寺の名前の由来は、弘法大師が水不足に苦しむ村民のために井戸を掘り当てたことにあり、以降「井戸村」と呼ばれるようになり、寺の名も「井戸寺」となりました。しかし、南北朝時代や戦国時代の戦乱で堂宇を焼失し、江戸時代の万治4年(1661年)に本堂が再建されています。

井戸寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
井戸寺の読み方は「いどじ」です。
御詠歌は、下記です。
面影をうつしてみれば井戸の水
結べば胸のあかやおちなん
井戸寺の宗派と本尊は?
井戸寺の宗派は真言宗善通寺派(しんごんしゅうぜんつうじは)で、本尊は七仏薬師如来(しちぶつやくしにょらい)です。
井戸寺の境内
井戸寺の境内の案内は、残念ながらありませんでした。
