お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第十九番札所である「立江寺(たつえじ)」をご紹介します。
目次
立江寺ってどんなお寺?
立江寺は、高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)の別格本山で、「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の根本道場、「阿波の関所」とも呼ばれています。聖武天皇の勅願により行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が創建し、光明皇后の安産祈願のため「延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)」を本尊として祀ったのが始まりです。
815年、弘法大師が訪れ本尊を拝み、新たに大きな像を彫造し、その胎内に行基菩薩が彫った本尊を納め、寺名を「立江寺」としました。かつては景勝地に位置し七堂伽藍(しちどうがらん)を備えた大寺でしたが、「天正の兵火」で壊滅しました。しかし、本尊は難を逃れ、阿波藩主・蜂須賀家政公の帰依を受けて現在地に再建されました。
1977年には再建された本堂の格天井画が高い評価を受け、国の重要文化財である「釈迦三尊図(しゃかさんぞんず)」も所蔵されています。「子安の地蔵尊」としても広く親しまれています。

立江寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
立江寺の読み方は「たつえじ」です。
御詠歌は、下記です。
いつかさて西のすまいのわが立江
弘誓の舟に乗りていたらむ
立江寺の宗派と本尊は?
立江寺の宗派は高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)で、本尊は延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)です。
