お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第二十六番札所である「金剛頂寺(こんごうちょうじ)」をご紹介します。
目次
金剛頂寺ってどんなお寺?
行当岬は土佐湾に突き出した小さな岬で、硯が産出することから硯が浦とも呼ばれ、その岬に位置する金剛頂寺(通称「西寺」)は、室戸三山の一寺院として静寂な原始林の中に佇む霊地です。若き弘法大師が平城天皇の勅願により創建した寺で、本尊の薬師如来像(やくしにょらいぞう)を彫造したと伝えられています。
嵯峨天皇が「金剛頂寺」の勅額を奉納し、淳和天皇も勅願所として尊信した歴史を持ちます。室町時代には罹災しましたが、復興後は長宗我部元親や土佐藩主の祈願所として整備されました。
昭和には正倉院様式の霊宝殿(れいほうでん)が建立され、大師が旅で使用した「金銅旅壇具(こんどうたびだんぐ)」など、貴重な文化財が収蔵されています。
金剛頂寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
金剛頂寺の読み方は「こんごうちょうじ」です。
御詠歌は、下記です。
往生に望みをかくる極楽は
月のかたむく西寺の空
