お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第二十四番札所である「最御崎寺(ほつみさきじ)」をご紹介します。
目次
最御崎寺ってどんなお寺?
最御崎寺(ほつみさきじ)は、「修行の道場」とされる土佐最初の霊場で、室戸岬に位置します。
弘法大師が19歳の時に虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を修行した霊場として知られていて、「三教指帰さんごうしいき)」に記された内容によりますと、洞窟での修行中に明星(金星)が体内に入るという神秘的な体験を得たとされ、この地で悟りを開きました。この体験から、大師は法名「空海」を得るきっかけを得たとも伝えられています。
後に唐から帰国した大師は、勅命を受けてこの地に本尊・虚空蔵菩薩像を祀り、本堂を建立しました。嵯峨天皇をはじめ歴代天皇からの深い尊信を受け、真言密教の中心的な修行道場となりました。その後、戦国時代や江戸時代には武将や藩主からの寄進で隆盛を迎えましたが、かつては女人禁制の寺であり、室戸岬の先端から拝む形となっていました。明治5年(1872年)にこの禁制は解かれ、現在では遍路や観光客が訪れる霊場として親しまれています。
※このお寺の写真をクリックすると404 not foundでした
最御崎寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
最御崎寺の読み方は「ほつみさきじ」です。
御詠歌は、下記です。
明星の出でぬる方の東寺
くらき迷いはなどかあらまし
