お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第二十一番札所である「太龍寺(たいりゅうじ)」をご紹介します。
目次
太龍寺ってどんなお寺?
四国山脈東南端、標高618メートルの太龍寺山に位置する「西の高野」とも呼ばれる太龍寺は、弘法大師が若き頃に修行を行った場所です。山頂近くには樹齢数百年の杉並木がそびえ、歴史と霊気に満ちています。延暦12年、桓武天皇(かんむてんのう)の勅願で創建され、大師自らが造像した虚空蔵菩薩像(こくぞうぼさつぞう)が安置されています。
平安時代に栄華を誇りましたが、戦国時代や江戸時代の火災により何度も荒廃し、その都度再建されてきました。鎌倉時代建立の仁王門は今もその威厳を残します。四国巡礼の難所として知られていましたが、1992年(平成4年)のロープウェー開通によりアクセスが便利になりました。歴史と伝統を感じられる堂々たる古刹です。

太龍寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
太龍寺の読み方は「たいりゅうじ」です。
御詠歌は、下記です。
太龍の常にすむぞやげに岩屋
舎心聞持は守護のためなり
太龍寺の宗派と本尊は?
太龍寺の宗派は高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)で、本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)です。
