お遍路(おへんろ)とは、四国全県に点在する弘法大師(こうほうたいし)ゆかりの八十八カ所の寺を巡礼することです。
今回は、そのお遍路巡礼スポットの第十八番札所である「恩山寺(おんざんじ)」をご紹介します。
目次
恩山寺ってどんなお寺?
恩山寺は徳島県小松島市郊外の県指定風致地区にある寺院です。聖武天皇の勅願(ちょくがん)で行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が創建し、当初は「大日山福生院密厳寺(だいにちさんふくしょういんみつごんじ)」と呼ばれていました。本尊の薬師如来像(やくしにょらいぞう)は、行基菩薩によって彫刻されたものです。
弘法大師が母・玉依御前(たまよりごぜん)を迎えるため、女人禁制を解いた逸話で知られ、寺名を「母養山恩山寺(ぼようざんおんざんじ)」に改めました。その後、天正の兵火で焼失しましたが、江戸時代に再建され、本堂や大師堂が建立されました。また、境内には母を祀る小堂や、大師が植えた「びらんじゅ」があり、徳島県の天然記念物に指定されています。

恩山寺の読み方は?と御詠歌(ごえいか)
恩山寺の読み方は「おんざんじ」です。
御詠歌は、下記です。
子を生めるその父母の恩山寺
訪らひがたきことはあらじな
恩山寺の宗派と本尊は?
恩山寺の宗派は高野山真言宗(こうやさんしんごんしゅう)で、本尊は薬師如来(やくしにょらい)です。
