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山と溪谷社の推し低山ランキング、人気の特徴とは?(2024年9月情報)

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山岳・自然分野のメディア事業を展開するインプレスグループの一員である山と溪谷社が、「YAMASTA(ヤマスタ)」という山のスタンプラリーアプリを通じて、登山・ハイキング愛好者を対象に「低山」に関するアンケート調査を実施しました。

 近年、低山登山の人気が上昇している中、どのような特徴を持つ低山が人々から好まれるのか明らかにする目的で調査が行われました。調査の結果、約5,000の回答が寄せられ、人気の低山には共通する特徴があることが判明しました。

目次

全国の“推し”低山TOP10は?

登山・ハイキング愛好者を対象に、全国の標高1,200m以下の山の中から「推しの低山」を募集した結果、最も多くの回答を得たのは東京都の「高尾山」でした。高尾山は「世界一登山者が多い山」として知られ、2007年にはミシュランガイドの観光部門で三つ星に選ばれています。2位には日本百名山の一つである茨城県の「筑波山」、3位には東京都と神奈川県の都県境に位置する「陣馬山」が選ばれました。

以下に、上位3位にランクインした山の選ばれた理由の一部をご紹介します。

<1位 高尾山>

・何度も繰り返し登っても、その時の季節やコースで新しい発見がある。(埼玉県/40代女性)

・駅から登山口までが近く、リフトやケーブルカーもあるので、その日の気分で登り方を変えられるのが楽しい。駅に温泉や食事するところが多く、山を降りてからも楽しみがある。(埼玉県/40代女性)

・小さな頃から遠足で馴染みがあるから。足が悪くなってもケーブルカー等を利用して行けるのは魅力。(東京都/50代女性)

<2位 筑波山>

・子どもの頃からお世話になっている山。短長様々なコースがあり、一緒に登る人や気分によってルートを変えて楽しめる。(栃木県/30代男性)

・登りやすく、所々に名所があって、登っていて楽しい。(神奈川県/女性50代)

・ケーブルカー、ロープウェイがあり登りやすい。奇岩、筑波山神社、梅園など見どころもある。(東京都/女性50代)

<3位 陣馬山>

・都内からのアクセスが良く、山道も整備されていて登りやすい。景信山、高尾山へ縦走したり、距離や難易度を変えて楽しめる。(埼玉県/30代女性)

・ピストンから高尾山までいろんなルートが体調や体力に合わせて選択できる。(東京都/60代男性)

・春は桜やツツジが美しく、山頂の展望はピカイチ。(東京都/60代女性)

エリア別の“推し”低山TOP3

多くの票を獲得し、「推し」として選ばれた低山には、いくつかの共通する特徴があることがわかりました。

1. 多彩な楽しみがある

登る楽しみだけでなく、さまざまな楽しみがある山が選ばれる傾向が見られました。特に、眺望の良さや四季折々の景色、滝や奇岩などの自然の見どころ、さらには寺社仏閣や温泉といった立ち寄りスポットがある山が好まれているようです。

2. 複数のコースがある

距離や難易度の異なるコースが用意されているため、その日のコンディションや時間、自身の脚力に合わせてコースを選べることが人気の理由となっています。コースを変えることで、一つの山を何度も楽しむことができるのも大きなメリットです。また、周辺の山と合わせて歩く「縦走」ができる山も、自分のレベルに応じてコースをアレンジできる点で人気を集めていました。

3. 手軽である

登山口へのアクセスが良好で、山へのアプローチがしやすいことや、登山口から山頂までの登山道が適度に整備されているため、登りやすい点が手軽に楽しめる理由となっています。

4. 愛着がある

地元で親しんだ山や、学校登山での思い出の山、健康目的で続けている毎日登山の山、さらには思い出深いエピソードのある山などは、愛着が湧きやすく、それが「推し」の理由につながっていました。

「百低山スタンプラリー」開催中

月刊誌『山と溪谷』が選定した「日本百低山」を対象に、日本全国の100の低山を巡るスタンプラリーを開催しています。山の所在地に基づいて5つのエリアに分け、第1弾として北海道・東北を皮切りに、関東と中部エリアでも順次スタートしました。今後、関西エリアは2024年9月14日に、中国・四国・九州エリアは2024年10月15日に開始予定です。

※ 山と溪谷社調べ(2024年8月7日現在)

ヤマスタとは

「ヤマスタ」は、山頂や観光名所などの指定された場所でアプリ内のチェックインボタンを押すと、その場所ごとにデザインされたデジタルスタンプが発行される、山や自然を巡るスタンプラリーアプリです。全国で開催されているスタンプラリーイベントが外出のきっかけとなり、参加ユーザーはスタンプをすべて集めることでコンプリートの達成感を味わえます。

ヤマスタのスタンプを獲得するチェックイン機能は、スマートフォンの位置情報システム(GPS)を利用しているため、携帯電話の電波がオフラインの環境でも使用できます。また、スタンプラリーイベントはアプリとサーバーが管理しており、実施期間を自由に設定できるため、期間中はいつでも自分の都合で参加でき、スタンプを押すために窓口に並ぶ必要もありません。これにより、誰でも気軽にスタンプを集められます。

現在、全国で70のスタンプラリーイベントを実施しており、累計訪問者数は85万人を超えています。

2024年秋よりヤマスタ有料会員サービス開始

ヤマスタでは、2024年秋より有料会員サービスを開始します。これまで通り、スタンプラリーは無料で楽しむことができ、ヤマスタを利用した登山やハイキングがさらに便利になる機能やサービスが追加される予定です。

また、ヤマスタ有料会員に登録された方は、「日本百低山スタンプラリー」の対象となる全国の低山のうち10座のスタンプを集めると、〈ヤマスタ日本百低山手ぬぐい〉のプレゼントがもらえます。

この記事を書いた人

女性のライフスタイルやキャリア・カルチャーなどを担当するシュウシュウガール編集部チームです。最近はガチャガチャ情報や100均情報などかわいい・面白いものをニュースにしてお届けしています。

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