学びリンク株式会社と椎名ストレスケア研究所は、2024年4月1日に新しいオンラインプラットフォーム「保護者ラボ」を立ち上げます。
このプラットフォームは、不登校に直面している中学生や高校生、そしてその家族をサポートするために作られており、彼らに特化した情報の提供とオンラインでの支援が行われます。専門家の助言、学校情報の提供、そして同じ問題を抱える人々と繋がれるコミュニティスペースも用意されています。
公開ページのＵＲＬ》https://hogo-labo.com/
保護者ラボ（ほごらぼ）とは
保護者ラボは、2021年7月に発足したオンラインでの保護者向けコミュニティです。学びリンク株式会社が運営し、同社が主催する全国の通信制高校合同相談会のノウハウを生かしたカウンセリング支援を行っています。
仙台、水戸、宇都宮、高崎、千葉、柏、大宮、東京、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、神戸、広島、福岡、熊本、沖縄を含む広範囲で開催されるこれらの相談会は、保護者間の交流とサポートを促進しています。
2024年4月時点で、約1,600人の保護者が参加するこのプラットフォームでは、情報交換、体験談の共有、専門家を招いたセミナーなどが主要な活動となっています。
保護者ラボ（ほごらぼ）のコンセプト
・保護者がひとりで闘わない
・頑張ってきた保護者が安心できる場にする
・学校復帰の前にお子さんの回復
保護者ラボでは、「一人で頑張ること」「理解されることの難しさによる落胆」「学校への復帰に対する過度な固執がトラブルを招く」といった声が多いことを受け、これらのコンセプトを重視しています。
保護者ラボ（ほごらぼ）の特徴
・オンラインの保護者会ですので全国どこからでもご参加いただけます。
・参加される保護者の不安な気持ちに配慮して「匿名」「無料」「閲覧だけでも可」となっています。
・参加されている方のお子さんは小学生、中学生、フリースクール、通信制高校、大学専門学校などに通っていたり、現在所属がないという方もいらっしゃいます。
・保護者同士のイベント、子どもたちが中心のイベントなども開催しています。
こちらのコミュニティは不登校の状況に対応しており、「通信制高校の選択」「学習方法」「家庭内の悩み」「発達障がい」など、必要な情報に迅速にアクセスすることができるのが特長です。
保護者目線で構築されているため、実践的な事例が豊富にあり、また、多くの保護者が自ら情報をシェアしている点も、このコミュニティの強みです。コミュニティに対して投稿を行えば、速やかなレスポンスを期待できます。
保護者ラボ（ほごらぼ）の参加者
・小学生から大学生、およびその年齢で所属がない方の保護者が対象です。
・不登校を中心として、発達障害、起立性調節障害、依存症などで悩むご家庭も参加しています。
・安心した場にするために営業、リサーチなどの目的で参加することを禁止しています。
中高生の本音カード
保護者ラボは、中学生や高校生たちの真っ直ぐな気持ちを大切に受け止めます。普段は親として聞き取ることが難しいと感じる子供たちの内心が、彼らが書いたカードを通して明らかになります。
これらのカードから読み取れるメッセージは、自分の子供も同じ思いを抱えているのではないかと考えるきっかけにもなっています。
本音カードの例
保護者ラボ（ほごらぼ）の利用方法
保護者ラボへは無料で参加でき、2024年4月1日からサービスが開始されます。このプラットフォームに関心がある中学生、高校生およびその保護者の方々は、保護者ラボのウェブサイトにアクセスし、簡単な登録をすることで、直ちに利用を開始できます。
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